2026/10/07
予防接種は、感染症にかかる可能性を下げるだけでなく、感染した場合の重症化を防ぐことを目的として行われます。特に年齢を重ねると、感染症そのものに加えて、発熱や食欲低下をきっかけに体力が落ち、もとの生活に戻るまで時間がかかることもあります。はせがわ診療所では、インフルエンザワクチン、新型コロナワクチン、肺炎球菌ワクチン、帯状疱疹ワクチンを取り扱っています。
予防接種が大切な理由
予防接種というと、乳幼児や子どもの頃に受けるものという印象を持つ方もいるかもしれません。しかし、成人後も年齢や健康状態に応じて検討したいワクチンがあります。インフルエンザや新型コロナウイルス感染症は毎年のように流行がみられ、高齢になるほど重症化への注意が必要です。また、肺炎球菌による感染症や帯状疱疹など、加齢とともに予防を意識したい病気もあります。
現在、国の制度では、一定の年齢や条件に該当する方を対象として、インフルエンザ、新型コロナ、肺炎球菌、帯状疱疹の定期接種が実施されています。対象となる年齢や接種時期はワクチンによって異なり、自治体ごとに自己負担額などが設定される場合があります。
インフルエンザワクチン
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こる感染症です。発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛、全身のだるさなどが比較的急に現れ、咳や鼻水などを伴うことがあります。高齢者や基礎疾患のある方では、肺炎などを合併して重症化することもあるため、流行期を迎える前から予防を意識することが重要です。
当院では、一般の方のインフルエンザワクチンを税込4,000円で案内しています。また、毎シーズン助成の対象となる方は税込1,500円で案内しています。65歳以上の方と、60~64歳で心臓、腎臓、呼吸器の機能や免疫機能について一定の条件に該当する方などが対象です。
新型コロナワクチン
新型コロナウイルス感染症は、流行状況が変化しながら現在もみられる感染症です。発熱や咳、のどの痛み、倦怠感など症状の程度には個人差があります。高齢者や基礎疾患のある方では重症化する可能性が高くなることから、重症化予防を目的としたワクチン接種が行われています。現在の定期接種は、65歳以上の方のほか、60~64歳で心臓、腎臓、呼吸器の機能障害またはHIVによる免疫機能障害について一定の条件に該当する方が対象となっています。
当院では、新型コロナワクチンの一般接種を税込16,000円で案内しています。
また、65歳以上の大阪市民の方については、毎シーズンの助成により税込8,000円で案内しています。
肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌は、肺炎をはじめ、中耳炎や副鼻腔炎、菌血症、髄膜炎などを起こすことがある細菌です。特に高齢者では肺炎をきっかけに全身状態が悪化することもあるため、肺炎球菌感染症の予防が重視されています。高齢者の肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による感染症や重症化を予防する目的で接種されます。
当院では、20価の「プレベナー」を税込12,000円で案内しており、65歳の方について助成適用時は税込6,000円となっています。また、22価の「キャップバックス」は税込15,000円で案内しています。肺炎球菌ワクチンについては、過去に接種したワクチンの種類や接種時期によって次の接種を検討する際の判断が異なることがあります。以前の65歳で助成を受けられた「ニューモバックス」の有効期間は約5年で繰り返し接種の必要がありましたが、「プレベナー」や「キャップバックス」の効果はほぼ一生涯持続するといわれています。裏返して言うとより速い接種をすれば長い効果を割安で得られるともいえます。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は、子どもの頃などに感染した水痘・帯状疱疹ウイルスが体内に潜伏し、再び活性化することで発症する病気です。皮膚に赤みや水疱が現れ、神経に沿って痛みを伴うことがあります。皮膚症状が落ち着いた後も痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」が生じることがあり、症状によっては日常生活への影響が長く続くケースもあります。当院では帯状疱疹後神経痛の治療も行っておりますが、治療に難渋することもあり、何よりかからないようにすることが重要です。
当院では、50歳以上を対象として帯状疱疹ワクチンを取り扱っています。料金表では、国産生ワクチンが1回接種で税込9,000円、組換えワクチン「シングリックス」が税込22,000円/回(2回の接種が必要)です。これらワクチンには補助制度があり、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の方には生涯一回だけの補助助成があります。国産生ワクチンについては税込み4,500円、シングリックスについては税込11,000円/回(2回接種)で案内しています。
予防接種を受ける前に確認すること
ワクチンを受ける際には、その日の体調だけでなく、これまでの予防接種歴やアレルギー歴、治療中の病気、服用している薬などを確認することが大切です。発熱している場合や急性の病気にかかっている場合など、状態によっては接種を延期することがあります。また、ワクチンによって接種できない条件や注意が必要なケースが異なります。自己判断だけで決めず、気になる持病や治療歴がある方は事前に医師へ相談してください。
接種後には、注射した部分の痛み、赤み、腫れなどがみられることがあります。発熱や倦怠感、頭痛などの全身症状が現れる場合もあります。多くは一定期間で軽快しますが、症状が強い場合や長く続く場合、いつもと異なる体調変化がある場合には医療機関へ相談してください。
大阪市北区の整形外科「はせがわ診療所」
南森町駅から徒歩約1分、大阪天満宮駅から徒歩4分の「はせがわ診療所」では、大阪市北区天神橋でペインクリニック・整形外科、内科を診療しています。
インフルエンザワクチン接種は予約不要です。他のワクチンは原則電話から医院で在庫状況の照会をお願いします。
当院は、神経ブロック注射を中心とした痛みの緩和治療に力を入れており、肩こり、腰痛、膝の痛み、坐骨神経痛、頚椎や腰椎由来のしびれなど、慢性的な疼痛に悩む患者さまから多くの支持をいただいております。一般的な対症療法だけでは改善が難しいケースに対しても、ヒアルロン酸や局所麻酔薬によるブロック治療、リハビリ機器による物理療法など、個別の症状に応じた多角的なアプローチを行っています。
疼痛性疾患や生活習慣病などの基礎疾患のある場合は、感染症にかかる割合が増え重症化することもありますので、積極的にワクチンの接種を推奨いたします。
医院名:はせがわ診療所
所在地:〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋3丁目2−10 5F
電話番号: 06-6356-1374
診療科目:ペインクリニック・整形外科、内科、麻酔科(長谷川健太)、リハビリテーション科